仕事ができる人の特徴のその前に!そもそも仕事ができるとは?

仕事ができるとは相手を満足させること

仕事ができると一言にいっても、いったい何をもって仕事ができると言えるのか?という疑問が浮かびます。なぜなら、職種が違えば、職位が違えば、会社規模が違えば、社風が違えば、上司が違えば、その仕事ができるということの評価は大きく異なるからです。

では、どんな仕事・職場にも共通して仕事ができるとは、一言ではどんなことを言うのか?その結論から先にお伝えすると…

相手が欲しい思うもの・自分に求められた役割を感じ取り、相手の求める完成度まで達したものを、相手の欲しいタイミングもしくは期限までに施し、相手を満足させることができる。

ということだと思います。では、それはどういうことなのか、以下に仕事ができる人が持っているスキルからご紹介しながら、その説明をしていきたいと思います。

仕事のトリセツ

目次 1 頑張ります!と言ったものの…2 できない段階を見極めて対処する2.1 ポイント①できないのがどの段階か知る2.…

仕事ができる人がもっているスキル

では、例えば、仕事ができる人って、どんなことができていて、どんな力をもっている人のことでしょうか。一般的にネットや本で言われている内容を羅列してみたいと思います。

■ミスが少く、仕事が早い。
■気づく力に長けている。
■何事も整理されており、その時に必要なものをすぐに用意できる。
■仕事の断捨離も上手い。
■仕事のゴール、目的、目標、が明確で計画上手。
■会社の役割、部の役割、自分の役割を理解している。
■采配、差配能力に長けている。
■仕事を組み立てる力、構想力がある。
■先見の明がある。
■コミュニケーションが上手。
■人によって態度を変えない。
■挨拶、感謝、お詫び、がタイムリーで、且つその気持ちが相手へ伝わる。
■敬うこと、親しみをもつこと、気さくに接すること、ここをわきまえている。
■相手の気持ちを察しようとする、寄り添う気持ちを持っている。
■相手に合わせての言葉のチョイスが絶妙。
■人から見た自分の長所、短所を理解している。
■自分の立ち位置をわかっていて、それを言動で体現できる。
■客観的、俯瞰的に物事を捉えられる。
■人に気を遣わせない気遣いができる。
■人間関係が円滑。
■人脈がある。
■オンオフの切り替えがうまく、自分のストレス回避方法を知っている。
■段取りがいい。
■交渉力がある。
■マネジメント能力がある。
■リーダーシップに長けている。
■自頭がいい。
■主体性がある。
■モチベーションが高い。
■ビジネスマナーが備わっている。
■ビジネスマインドが備わっている。
■TPOをわきまえている。
■危機管理能力に優れている。
■気遣いが素晴らしい。
■思っていた結果より期待を超える。
■グットサプライズはあってもバットサプライズが極めて少ない。
■全てがスムーズにいく下準備がなされている。
■状況判断力がある。
■情報の引き出しが多い(ビジネス知識、商品知識、ニュースなど)
■ルールやプロセスを守るところと変化していく挑戦のタイミング・バランスが上手い。
■当たり前のレベルが高い。
■やりぬく力をもっている。
■優先順位が的確。
■営業力がある。
■スキル向上を惜しまない。
■完璧主義を貫いたほうがいいところと、貫くのを控えたほうがいい判断が上手。
■柔軟性がある。 などなど


ネットや本で少し調べただけでも、ザッとこんなにも出てきます。
仕事ができるということの価値観も、人によって多少は異なってきますので、大げさにいうと、人の数だけ仕事ができるという評価は多岐にわたり、まだここに書ききれないほどあるということになります。

だけど、これを全てできるようにならないと仕事ができるということにはならない、となると、仕事ができるといわれるようになるのは途方もない道のりに思え、一生かかってしまうのではないかという気にさえなります。

それなのに、なぜか仕事ができる人って、人それぞれの適正等はあれど、だいたいどこに行っても、仕事ができると評価されている…。では、できるという判断に至る共通点とは何なのか、一貫して同じこととは何なのでしょうか。

満足の積み重ねが信頼となる

どんな仕事においても「仕事ができる」という共通点となる根幹とは何のか…。それは、

相手が欲しいと思うものを感じ取り、相手の求める完成度まで達したものを、相手の欲しいタイミングもしくは期限までに施し、相手を満足させることができる。

また、少し角度を変え、できる経営層(=会社)というのは、

世の中に、より役立つ価値をつくり、会社としてより良い方向に向かうため、より良い取捨選択をし、より素敵なもの(=経営方針・売上・環境・制度)を増やすことで、よりみんな(=社員や株主)へ満足(=幸福感・お金など)を還元することができる。

これに集約されるのではないかと思います。ここの1点はどんなに仕事の条件が違っても一貫して同じことで、様々なプロセス、方法はありますが、相手が「素晴らしいね、これって最高だね」という結果、まさしく「相手を満足させる」という最終ゴールを達成しています。

その「満足」の積み重ねが信頼となり、そして仕事ができるという評価に繋がるように感じます。この「満足」の密度を上げるツールとなるのが、先程たくさんご案内羅列した「仕事ができる人ができていること」だと思っています。

毎日1つずつ丁寧に仕事に取り組むことで、膨大に思えることもいつの間にかできるようになっている、そのサポートがこのブログで少しでもできたらといいなと思います。

仕事のトリセツ

目次 1 仕事ができると思われる7つのプロセス2 仕事ができるために必要な大切なポイント2つ3 企業から欲しがられる人財…