また上司に怒られたけど、頑張るってどうすればいいの?

頑張ります!と言ったものの…

■1つの仕事の中でもやることがいくつか漏れてしまい「あれはやった?これは?そこもそうじゃなくて…」とよく指摘を受ける。
■いつの間にか指示とはズレていたようで「重要なポイントはそこじゃない」とか「やる順番が違う」などとイライラされる…。

上司や先輩から、またお客様から、自分の仕事の詰めが甘かったことで「またここできてないよ」とか「いつまでたっても改善されないよね」とか言われてしまう…。自分では一生懸命取り組んでいたのに、そんな風にイヤ~な空気になってしまい、どうしたらいいのか分からなくなる…。自分では頑張ってるつもり!意欲もある!だから、思わず今日も「頑張ります!」「改善します!」と言ってしまった、でも実はどうしたらいいのかわからない…。こんなとき、気持ちは焦る一方です。

では、どうすればその「頑張る、改善する」という言葉を体現できるのでしょうか。

できない段階を見極めて対処する

自分はできない社員なんじゃないか?そう思うと、変に空回りしてしまって、どんどん上司や同僚との溝が深まっていってしまう気がします。頑張ると言ったものの、週末になっても気持ちが切り替わらず、毎週毎週ホントにツラく、ベッドから起きる気にもならない…なんて人はまた対処法が違いますが、

仕事のトリセツ

目次 1 生きていくことさえもツラくなる…そうなる前に。2 自分に合った方法、今の自分のモチベーションに合った方法での解…

もし、デキるように頑張りたいと意欲的になれているなら、まず一度立ち止まって「状況を見極めてみる」ことが大切です。その「状況を見極めてみる」とはどういうことかと言うと、「できない」ことを「できない」と一括りにせず「できないのがどの段階なのかを見極めること」です。そして、その段階に応じた対処をするのが解決策となります。

「え…でも、見極めるってどうすればいいわけ?」って声が聞こえてきそうですね。

大丈夫です!できない扱いされて、徹底的に全貌を理解しないと前に進めなかった私がきっちり、しっかり、その解決策を以下に用意しました。以下のポイント①~④をご覧になり、まずは「どの段階のできない」なのかを知り、そして対策を実行してみて頂ければと思います。

ポイント①できないのがどの段階か知る

ではまず「できない」といっても、その「できない段階」はどこなのでしょうか。それを細かく段階分けした以下を参考に見極めていきたいと思います。

段階①与えられた仕事に対して、そもそもヤル気にすらなってない

段階②ヤル気はあるけど、指示の意図をいつも掴めず何をして良いか分からない

段階③指示の意図は理解したものの、その完成図を頭で描くことができず、何からしたらいいのか分からない

 ↓
段階④完成図と道筋さえ教えてもらえたら、その仕事のポイントを理解して計画を立てられる

 ↓
段階⑤完成図も描くことができ、自分で計画を立てられるが、実際の段取りができない

段階⑥段取りまでできるが、準備が進まない
 
段階⑦指示を受け、完成図を描き、道筋を立て、計画を練り、段取りを考えて、準備も進められるが報連相において叱られる

段階⑧報連相もうまくコミュニケーションができ結果も出せるが、期待を超える程の結果まではあと一歩

以上が考えられる「できない段階」です。この最終段階の⑧の状態にプラスして「会社としてどうあるべきなのという視点から逆算して物事を捉え、期待以上の結果を出せる」までなると、人事評価の最高レベルの評価をもらえる可能性が高くなります。

「できない」と一言でいっても、これだけの段階があります。この段階によって逆に「どの部分までできているのか」を確認し、次はどんなスキルをクリアしたら次に進めるのかの「目の前の課題」を知ることが大切です。

ポイント②できない段階が分からないことでのデメリット

ここで、なぜこんな風に「できない段階」をわかったうえで対応策を考えなければならないのか、その理由を説明していきたいと思います。

例えばもしも、「風邪」をひいてものすごくツライのに、いやこれは「めまい」がしているだけだと、めまいに対する処置をし続けても、風邪はなかなか治りません。もしこれが、さらに重大な病だったら?言うまでもなく、大事に至ってしまい迷宮入りしてしまいます。症状が違えば対処法が異なるように、本当に自分の症状=仕事ができない部分、を的確に捉えられているか、というところが重要になってきます。そして、その症状がわかったら、その症状に合った処置をする、仕事ができるようになることは、ある種とてもシンプルです。本当はシンプルなものが見えない状態になってしまっているのは、まさしくそれは「魔のスパイラル」にはまってしまっています。

そこからいち早く抜け出すために、まずはその魔のスパイラルとは「どんな風に起こっていくのか」というのを説明したいと思います。

例えば「指示された内容の言ってることはなんとなくわかるが、本当はうまく頭の中で整理できない」というところから事が始まったとします。(前述では「段階②」の部分にあたるところですね。)すると、指示された内容が曖昧まま仕事を進めてしまいます。そうすると結局何をどうしていいかわからないので、結果何から始めて良いのかはわかりません。何から始めたらいいかわからないということは、全体像もわからないから、その全体像の中で事を進めていくときのジャンル分けや優先順位も分かりません。そこができなければその仕事のポイントが何かも絞れていません。ポイントが絞れないということはそもそものニーズが読めなていなかったということになります。そうすると結果、とりあえず目の前にあることから始めようとします。

でも、物事には「計画」が大切なのに、計画も立てられない状態で進めてしまうことになります。

計画が立てられないと仕事の段取りできません。段取りができなければ今日やるべきことがやっぱり曖昧なまま「これで本当にいいのな?」そう思いながら仕事を進めることになります。そうすると求められている「結果」がでません。結果がでないと上司に叱られます。上司に叱られると仕事が嫌になり「仕事に行きたくない…」となります。

こうやって魔のスパイラルは連動していき、結局「何が分からないのか」「何が分かっているのか」も区別がつかなくなってしまいます。

仕事で悩んでいる人に話しを伺うと、この魔のスパイラルの中で迷宮入りしてツラくなってしまっている、そして周囲との関係もうまくいかなくなり、結果「仕事に行きたくない」という結果になってしまっている、というこが多いにしてあります。

では、そんな状態にならないため、次章はその対策についてお話致します!

ポイント③仕事に取り組むとき考える順序

早速ですが「仕事を与えられ、その仕事に取り組むとき」できる人の頭の中はどんな思考になっていて、何を考えているのでしょうか、という視点から考えていきたいと思います。

そのポイントとは…

■その仕事で達成すること、ニーズは何?(=その仕事の目的)
(そもそも、この仕事は何のためにするのか?この仕事に取り組むことで、どんなプラスが生まれるのか)

■完成イメージ、仕事の全体像はどんな感じ?
(絶対に外せない条件、できればしたほうがいいこと、しなくていいこと、が明確)

■どうやって?
(条件、制限をポイントにおきながら、達成するための方法論を考える)

■いつまでに?
(「最終ゴール」と「そのために準備する数々のこと」が逆算され、それぞれの期限が即座に言える)

■そのために準備は何が必要か?
(それを実行できるための環境は揃っているのか、揃っていないときは結果は変わらないのに、何をどう変更すればできるのかを考え、実際に変更した場合を提案できる)

■その中での優先順位は?
(必ずやること、できればやれた方がいいこと、を判断)

■その詳細の順序は?
(組み立て方の優先順位を間違うとニーズのズレが発生するため、何から始めるのかの順序が明確になっている)

■問題点、課題点はない?
(角度を変えて検証する。例えば、出来上がりの仕事の質は変わらないが、もっと、安くできないのか、早くできないのか、シンプルにできないか、皆に負担がかからない方法はないのか、など)

これらが会議や上司の言葉を聞きながら、瞬時に組み立っていっているのです。そして、上記のポイントを組立ながら、以下の確認の質問も忘れません。

■描いているゴールがその仕事に関わる上司や同僚と一緒であるか
■制限や条件の認識はズレていないか
■組立ててみたプロセスを説明し、そのプロセスの進捗確認ポイントまで伝え、了解を得ておく

仕事ができる人は仕事のポイントを掴んでいることにより、上司(お客様)と同じストーリーが頭の中に描けているので、阿吽(あうん)の呼吸のようになり「話が早い」「こいつは分かっている」「できる」と思われるのです。もし、難しいと感じた方は、以下のように事前に項目を書いておき、打合せが進む際にわかったところから書き込んでいきます。もし項目が漏れていたり、理解できていなかったら、そこを質問すればクリアになるかと思います。ぜひ活用してみて下さいね!

■その仕事で達成すること、ニーズは何?(=その仕事の目的)

■完成イメージ、仕事の全体像はどんな感じ?
 (絶対に外せない条件、できればしたほうがいいこと、しなくていいこと)

 

■どうやって?(条件、ポイント)

■いつまでに?

■そのために準備は何が必要か?

■その中での優先順位は?

■その詳細の順序は?

 

■問題点、課題点はない?(進める上での注意点)

 

ポイント④どれだけ同じストーリーを共有し実行できるか

できないと思われてしまう人は勝手にこの確認事項を自分で決めてしまい、結果「なんで今更言うんだ?」とか、逆に「今そんな報告はいらない」とか言われてしまいます。本当に結果を出せる人は、会議や、上司との会話の中で、羅列したポイントを最初の段階で質問・確認できており、その確認作業をしながらやるべきことが頭の中で組み立って行っています。なので、上司に「頑張るって具体的にはどうするの?」と言われたときには、既にその構想を言葉にして伝えることができます。

もし、今できないと悩んでいる方は、ぜひ上述のポイントをご自身の仕事に当てはめて考えて見て頂ければと思います。そして、できると言われている人がこれらをどんな風に確認しているのか、上記をチェックリストにしてメモしていくと、すぐに活用できるツールになるかと思います。

明日から、この項目のメモを片手に考えながら仕事を進めていくことを頑張ってみて下さい!この考えることの積み重ねが、あなたを「できる」と言われる人に引き上げていってくれるかと思います。

 

仕事のトリセツ

目次 1 業務プロセスは教わっても「仕事の取り組み方は教わらない」2 解決法!いまできることからゴールまでを描き、目の前…