努力しても夢が叶わない理由は「実は自分でSTOPをかけている」絶望する前に、その原因と対策とは!?

アナタが今、やりたいことが叶わない理由は「実は自分でSTOPをかけている」

びっくりなことに「努力はしているのに理想に近づいているようで近づかない人」は、自分でSTOPをかけています。と言うと…、「いやいや、そんなことはない」「こんなに努力してきたのに、自分で”叶えたくない!”とSTOPしてるわけがない、だって努力はしてきたんだから」と思うと思います。ワタシも長年そう思ってきました。「自分は結構やってる」と。だから、自分が自分をSTOPしてることが理由だなんて思いもしなかったのです。でも、ちょっとだけ、「え?どういうこと?そうかもしれないの?」という風にこちら側に気持ちを傾けて、フラットな気持ちで読んでみてください。もしかしたら読み終わる頃にはビックリする結果になるかもしれません。そのSTOPをかけている原因とは?

原因①目標や理想が高すぎる・思い込みが強すぎるから
原因②やりたい気持ちより失敗することやリスクの方が上回っている
原因③実は自分でも気づいていないけど、本当はやりたくない
原因④理想に近づけない…のではなく、実は自分の明確な理想・ゴールがわかっていない

【原因①】目標(理想)が高すぎる・思い込みが強すぎる

そもそも、掲げている目標(理想)が高すぎるので、その果てしもない目標(理想)にヤル気が失せてしまっている、もしくは、こうでなければ始めてはいけない、という思い込みで制限をかけてしまっていませんか?

例えば、山登りを1度もしたことがない人がエベレストに登る!という目標を立てたとしたら、それは最初からコワくて一歩も動けないというのも尤も(もっとも)なことだと思いますし、踏み出せても途中で気持ちが折れてしまう人のほうが多いと思います。高すぎる目標をモチベーションにできるタイプの人はいいですが、いま行動できていないということは、アナタはそのタイプではない、もしくは今はそんな気持ちになれていない、ということが考えられます。

そして、さらに行動できないことに輪をかけてしまうのが、「こうでなければ始めてはいけない」という考え方。先程の例の続きでいえば、エベレストに登るんだから太っていたらダメ、トレーナーになれるくらいの知識がないとダメ、あれもしないとダメ、これもできないとダメ、といった風に、今の状況からまずデキる方法を考えず、自分の思い込みでどんどん壁をつくっていき、目標を遠回りしてしまっている場合です。思い当たる人は、これが一歩踏み出せない理由です。

さらにもっと最悪なことは、そんな壮大な目標にも関わらず、そうやって中途半端な状態で進めていない自分に気持ちが落ちてしまうことです。こうやって、自分潰しの向上心になってしまうと、せっかくの向上心がマイナスに働いてしまいます。

【原因②】やりたい気持ちより失敗することやリスクの方が上回っている

いま挑戦しようとしていることがどれだけ大変なのか分かるという人や心配性の人は、他の人に比べて、失敗しやすい点やリスクに気づきすぎてしまい、怖くなってしまう、ということがあります。

でも、そうだったとしても、失敗やリスクより成功のイメージや成功した時の高揚感・達成感がそれを上回っていれば、行動できるはずなんです。だけど、現状はコワくて行動できていないということは、確実に失敗やリスクばかりが先行しているから動けない、そのために一歩が踏み出せないのです。

「いや!自分はそんなことない!」…と思っている人も、ぜひこの機会に『メリットとデメリット』を書き出してみて下さい!ワタシはずっとコレが理由ではない、そんなわけないと思っていましたが、実際に書き出して唖然としました。圧倒的にデメリットが多かったからです。そりゃあ、そんなデメリットだらけのこと、足がすくみますよね。笑

例えばワタシの場合、お金持ちになりたいという目標。デメリットは…忙しくなりそう、ピリピリしそう、人に冷たくなりそう、すごい裏切りに合いそう、SNSなどでたたかれそう、友達少なくなりそう、体壊しそう、常に無理をしそう、など、簡単に20ほど出てきましたが、メリットはたった3つほどしか出てこなかったのです。

こんなデメリットだらけのこと、もうひとりの自分(潜在意識)が「そんなことやめておきなよ!」と全力で止めていたんだと思います。だからきっとワタシは長年達成できなかったのだと思いました。

【原因③】実は自分でも気づいていないけど、本当はやりたくない

②に関連してきますが、デメリットが多い、ということは、本当にそれをやりたいのか?という「そもそも論」になってきます。アナタがいま叶えたいと思っていることは本当はやりたくない、本当は望んでいない。だから、潜在意識が「やらないほうがいいよ」とモチベーションを落としてきたり、叶わないような選択をさせているのです。

先程のワタシの例の「お金持ちになりたい」という目標。そんな嫌な思い、ツラい思いをしてまで、本当にやりたいのか?お金持ちにならずともメリットを達成できないのか?といった風に突き詰めていくと、「あれ?そんなにお金はなくてもいいかも…」と思い始めました。大切なことは、お金持ちになると自分はどんな感情を得ることができるのか、ということの方が大事なんだということです。

アナタの目標は、本当はやりたくないことかもしれません。デメリットの数がメリットの数より多ければ、それはやらないほうがいいのかもしれません。だって、やっても自分が不幸になることなんて、なんの意味があるんだろう?と思ってしまいます。実はいまそういった風に自分の隠された気持ちが可視化されていないだけで、自分の本心はそのデメリットを感じ取っているから、いま動けないのかもしれません。

また、ここで追記ですが、もしデメリットを感じていても、それでもお金持ちになりたいんだ!と思った場合はどうすればいいのかという場合があります。そんな場合の対処法も最近気づきました!

それは、デメリットはやらない、と決めてしまうことです。よく「嫌なことリストを書き出すと、やりたくないことが明確になり目標達成できた」という話を聞きますが、まさにソレです!

例えば…
●お金持ちになると大変
→自分が大変だと感じるようなこと自体を選ばない、自分にとって大変ではないことで稼ぐ!
●忙しくなって人に冷たくなりそう
→忙しすぎない、人にも冷たくならない自分でいられるコトを選ぶ、その自分でワタシは稼ぐ!
●友達少なくなりそう
→逆におもしろくて深い話ができる友達しか作らない、必ず未来の自分は素敵な人に囲まれる!

といった風に、発想自体を転換していき、いま感じている『お金を稼いだら、なってしまうであろう不安な自分像』を、『そうはならない素敵な自分像』に変えてしまえば、デメリット事態がなくなる、ということになるのです!

【原因④】理想の自分の明確なゴールがわかってない

この4つの目の原因、びっくりしませんか?そもそも論になりますが、実は自分の理想の未来が描けておらず、目の前の目標も、今の自分を満たすだけの消化行為、という場合があります。

「え?自分て、ゴールも決めずに走ってるわけないけど?」って。気持ちはよくわかります。そんなわけない、と思いますよね。きっと、「素敵な人生に向かって走ってたし!」と思いますよね。でも、残念ながら、その思い描き方では全然足りないんです、それでは足りないんです、ゴール設定が。「どういうこと?」って思ったら、以下の質問に即答できるかどうか試してみてください。おそらく、質問に答えられないことが出てくるんじゃないでしょうか?きっと、自分がいかに曖昧に未来を捉えていたか気づくと思います。

【質問】
●理想のアナタは、何のために、誰のために、自分のどんな特性を使って、それ(仕事)を提供することを幸せと感じていますか?
●理想のアナタは、人からどんな風な人だと言われていますか?
●1年後、5年後、10年後、年収はいくらになってますか?
●そのお金の内訳は?何にいくら使っていますか?貯金、投資、資産形成していますか?
●その時の自分は、どこで仕事をしていて、どこに住んでいて、誰といて、どんな会話をしていて、どんな毎日を送っていてますか?
●理想の自分になった時の、理想の1日の過ごし方は?1週間の過ごし方は?1年後の過ごし方は?

どうでしょうか?
きっと、アナタは今まで、目先のゴールは描けていたけど、人生のゴールは描けていなかった、ということだと思います。実はワタシも、この質問に全く答えられず、唖然としました。

理想の人生を!
理想の生活を!
もっと良くなりたい!
幸せになりたい!

そう願いながら、実際は中身がない状態だったのです。。。未来の詳細が全く描けず、目の前の課題をただひたすら一生懸命取り組んでも、そりゃあ、息切れも起こすし、行き詰まりもしますよね。。。

では、どうすればいいのか?

それは、以下の記事でもご紹介しているマンダラチャートでテーマを『理想の人生』と設定し、そのために何をすればいいのかを考えていくと、自分の理想の人生に近づくための努力ができていると自覚でき、満たされるのではないかと思います。

【目標達成できない人・自分への理解を深めたい人は必須!】人生計画はマンダラチャートで!

また、さらに具体的に以下に方法を記載してみました。ご参考になれば幸いです。

【対策】では、どうすればSTOPするのをやめられる?その対策とは!?

理由はどれか当てはまりましたか?理由がわかっただけでも気持ちはラクになってくる可能性が高いので、理由が判明したことを願いたいですが。。。では、理由がわかったと仮定して、対策についてお話したいと思います。その対策とは、上記①~③のいずれのタイプであった人も、次の5つのステップです。

ステップ1.挑戦することの全貌をある程度把握する
挑戦することに対して、どうやったら達成できるのか書き出してみてください。もしよくわからない人は、既に達成している人に話を聞く、その関連のYouTubeや本を参考にする、などして全貌をつかんで、自分が挑戦することを乗り越えて達成していくイメージをもってください。

ステップ2.把握したうえで、自分にとって何がメリットで何がデメリットなのかを書き出す
自分が挑戦することを乗り越えて達成していくなかでのメリットとデメリット、達成した後のメリットとデメリット、要するに、その挑戦に関わるメリットとデメリットを書き出してください。ここで自分の脳内を可視化して、自分の傾向を理解することで、より目標を達成しやすくなっていきます。

ステップ3.達成したら、どんな気持ちになるのか、どんな思いができるのか、その感覚をリアルに想像する
さらに、達成したらどんな感情になるのか、リアルに書き出してください。なるべく事細かに書くことで、メリットのほうの感情が大きくなって現実味が帯びてきますので、モチベーションを保ちやすくなるようです。

ステップ4.分散計画をし、スモールスタートをする
目標が高すぎると、それだけで気持ちが萎えてしまうこともあります。なので、スタートから達成のゴールまでいくつかにわけて、少しずつ達成を重ねていくと目標達成しやすいといいます。例えばダイエット。いきなり5㎏!10㎏!だと1㎏痩せてもまだまだ達成まで遠いので途中で気持ちが折れがちですが、1週間に1㎏、とスモール目標を毎週少しずつ重ねていけば、いつの間にか目標を達成できます。他にも片付け。一気に片付けようとすると、あまりにもごちゃごちゃとしていて考えるだけで、どこから手を付けていいか分かりませんが、今日はここの1段の棚だけ、靴箱だけ、など少なく小さな目標にすれば達成しやすいです。

ステップ5.達成できたときのいいイメージをしながらスモールを重ねて、ルーティンにしていく
スモールを重ねれば、いつか達成できることがわかっていても、それを継続するのは結構難しかったりします。そんなとき大切なのは、ステップ3です。達成したときのイイ感覚をリアルに自分に刻み込んでおけば、その感覚をリアルに感じれば感じる程、モチベーションを保ちやすくなります。また、頑張りすぎたり、疲れてしまったら、一回ゆっくり休んで、休む自分を許してあげながら、またスモールを重ねていく、そうすると1歩1歩確実に進んでいけます!

最後に、それでも進めなくなった時の”大切な2つの自分への質問”

最後に…。
これで少し理想が手に入りそうな気持ちになってきたでしょうか?ただ、モチベーションは常に高くいられるわけではありません。もし気持ちが落ちてきてしまったら「どんな状態になったら頑張れる?」「どんな方法なら頑張れる?」と、この2つの質問を自分にしてあげて下さい。きっと、「これなら頑張れるかも!」と自分なりの進み方が見えてくるのではないかと思います。自分に寄り添って、自分がやりやすい方法で挑戦してみたかったことに挑戦できるといいですね!