プロ意識はいいことなのに、それを無理強いすると人を傷つけてしまう!?

イライラせずに円滑にコトが進むようにするには?

あなたが苦しいのは「プロ意識の無さすぎる人が理解できないしムカつく、ちゃんと働けとイライラしている」言い換えると「自分はプロ意識をもたなければならないとキャパティ越えするほど頑張抜いているから、頑張らない人が許せず苦しいorイライラする」のかもしれません。
まずはじめに。

あなたは素晴らしいプロ意識を持っている、とても価値高い人です。きっと、より精度の高いモノをと決して手を抜かない、突き抜けたカッコよさをもっています。

でも、なぜそんなあなたが苦しいのか、イライラしてしまうのか。そこを説明しながら、では「どうすればイライラせずに円滑にコトが進むようになるのか」を下記に沿ってお話していきたと思いますが、結論を先に簡潔に言ってしまうと「プロ意識は大切、でもそれを人に押し付けない、仕事は楽しんで取り組もう!」ってことなのです。(注釈すると、仕事が人の命に係わる仕事を前提に書いていませんのであしからず<m(__)m>)
①人は受け入れてもらえると心地よい
②自分のプロ意識で人を潰してしまっていることを受け止めみる
③なぜイライラするのか?今の自分が気づいていない「根底にあるコト」に気づく
④強要からはイイ仕事は生まれない


※「自分よりもプロ意識の高すぎる人にプロ意識を強要されて苦しい」人はコチラの記事がおススメです!

仕事のトリセツ

目次 1 プロ意識には「尊敬するプロ意識」と「ウザいプロ意識」がある2 プロ意識をウザい程押し付け、マウントをとってくる…

人は受け入れてもらえると心地よい

TV番組の質問コーナーで「一緒に暮らすなら、さ〇まさんとと〇ろさんの2人のうち、どちらと一緒に暮らしたいか?」という質問があり、結果は…「と〇ろさん」に。
理由は「と〇ろさんは何でも受け入れてくれたり、どんな発言に対しても褒めてくれて、話を広げていってくれる。だから一緒にいると楽だ」。一方、「さ〇まさんはプロ意識が強すぎて、怖い。一緒にいても気が休まらず、何か発言したら怒られそう」といった意見。プライベートでも、仕事でも、追い詰められるような空気って嫌なものです。やっぱり人は自分を受け入れてもらえると心地よいのだということがわかります。
このシーンを見ながら、ふと自分が失敗した「プロ意識をもちすぎて、相手にそれを求めすぎてしまった過去」を思い出しました。

求めすぎると人を傷つける、気持ちを押し付けても亀裂しか生まない

そうなんです。プロ意識って持ち方によっては人を潰してしまうことがあるんです。認めたくなかったけど、今うまくいかずに悩んでいることこそ、自分のプロ意識が周りには受け入れがたい方向にいっている証拠です。

なんで、プロ意識をもっている、この自分が折れないといけないわけ?

そう思う気持ち、すんごく分かります。もちろん、プロ意識を持つのは、大変素晴らしいことです!
そのプロ意識が、例えば今まで誰もつくったことがない歴史に残るいいものをつくりたいと、妥協せず、その結果、質の高い価値を創り出せたら、それは本当に素晴らしいことです。
その道のプロなら、みんなそれくらいのモチベーションとスキルで仕事しようよ!と思いますよね。ワタシも妥協すべきではないと仕事に没頭し、2時間程しか寝てなかった過去があるから、すっごく分かります。その期間、約5年。それだけ本気だったから、いろんな所で出会う「プロ意識を語るくせに完成度が大したことない、でも稼いでいる人」が本当に許せなかった。例えば「この道、20年なんです~。」と語るわりに、大したことない仕事の完成度。にも関わらず稼いでいる人をみると、「こっちはこんなにやっているのに、なんで?」と、その人に対して「プロだったらこれぐらいはやった方がいいのに」とばかりに、自分が完璧だと思う仕事の完成度を、「プロ意識」を、当てつけていました。
その結果、その場所ではその完成度で問題なく仕事をしている人たちを、逆に私が完全にかき乱していく…。確実に「痛い人」です。失笑
今思うと、あの当てつけがましかった時が、本当に恥ずかしく、また、心から申し訳ないです。目標達成できない悔しさを、「プロ意識」をつかって、ただ当てつけていました。本人は「こんなにやっている」というけれども、そんなこと誰も求めてない。それが相手にとってプラスでないとき、それは結局、ただ本人の自己満足になってしまいます。
それどころか「自分の都合のいいようにマウントをとってくるウザい人」とまで思われてしまっている可能性が高いです。それだけ、プロ意識を巡って思い違いと思いの差が生じてしまっています。そして、プロ意識が威圧と思われると、自分勝手な人という烙印まで押されてしまうことになります。
アナタも経験ないですか?
例えば、両親に「早く片付けなさい!」「早く勉強しなさい!」「早く起きなさい!」「早く帰ってきなさい!」などと言われて、「今やろうと思ったのに、やりたくなくなった!」「自分のペースでやるから放っておいて!」と思ったコト。この感覚に近いと思います。そうなんです、相手は良かれと思って言っているのですが、ウザいのです。やる気を失くすのです。反抗したくなるのです。
これをプロ意識で置き換えると、モチベーションを高く持てない、プロ意識もよく理解できない人がその場にいた場合、自分より遥かにプロ意識の高い人に「自分と同じプロ意識でいるのが当たり前」と思われ接してこられたら?「なんでそんなにやる気がないんだ!」と責められたら?そのプロ意識をもつ必要がないと思っている人・よく理解できていない人はたまったもんじゃない、「マジでウザい、この人!」と思われるわけです。
気持ちは増々、仕事から、プロ意識から、遠ざかってしまう可能性が高くなります。プロ意識を持つことがいけないのではなく、それを人に期待しすぎたり、求めすぎて強要するのがマズイ。もしプロ意識をもって突き進んでいるのにうまくいかないと悩んでいる人は、「相手に求めて強要している」ことがうまくいかない原因かもしれません。
仕事のトリセツ

目次 1 程よいポジティブ!を1.1 程よいポジティブに大切なこと 程よいポジティブ!を よく、「ポジティブに!ポジティ…

なぜイライラするのか?今の自分が気づいていない「根底にあるコト」に気づく

じゃあ、なぜあなたは今、プロ意識を持てない人がそんなに許せないのでしょうか?
●仕事は甘いもんじゃないと教えられて、自分も頑張ってきたから?
●仕事の精度が落ちるから?
●自分の仕事が増えるから?
●その仕事をナメられているようでバカにされているように感じるから?

この他にも、イライラの理由は様々だと思いますが、イライラするときって根底に「自分はこんなに頑張っているのに!という、やらされ感」もしくは「理想通り完璧にやりたいという強烈な思いから、こうなければならない!という強制感」があるときです。

自分が何に対してそんなにイライラしているのか全て書き出してみてください。そのどの理由も、恐らくどちらかの「やらされ感」「強制感」に集約されていくと思います。
いわゆる「やり過ぎ」はどちらにとっても悲劇。プロ意識はとてもいいことですが、プロ意識に対して本来自分が持たなくていい以上のプロ意識で肩に力が入り過ぎていると、自分はこんなにも頑張っているのにという思いがいつしか「威圧」になり、人を萎縮させて人を傷つけてしまいます。

強要からはイイ仕事は生まれない

では、これからどうやってプロ意識のない人たちと接していけばいいのか?

そう思っているあなたに聞きます。

●今、その仕事をやっていて心から楽しんでいますか?幸せですか?
●同僚に「○○さんと仕事するとすごく楽しい!めっちゃ仕事がやりやすいです」って、よく言われますか?

申し訳ないですが、きっと答えはNOだと思います。心から楽しめているとき、人は人に強要することなく、その楽しさのプラスの感情は広がっていき、その楽しそうな雰囲気に自然とやる気を促されていく、というのが良いスパイラルの仕組みだからです。
改めて、これからどうやってプロ意識のない人たちと接していけばいいのか?、答えに察しのついた人も多いと思いますが、それは「あなたがその仕事を心から楽しむこと」です。プロ意識のない人には、その仕事の楽しさ、おもしろさをあなたの楽しいという空気感で教えてあげてください。もちろん、言葉で教えてあげるのも〇。大切なのは、あなたといると、なんだか仕事が頑張りたくなるって思われる空気感でいること、だとワタシは思っています。
せっかく仕事に対して人一倍の情熱を燃やしているのでれば、その情熱を「楽しさ」に傾けてみて下さい。ひとりよがりな楽しさではない、やりがいやおもしろさが伝わったら、その場に笑顔が増えたら、人が集まってきます。「やって」と言わなくても「手伝わせてほしい」と言われるようになります。そんな風な状況を想像しながら、仕事に取り組んでみてください。ワタシもそのやわらかさにも似た心地よい空気感をものすごく大切にしています。
もし、「いやいや、自分は楽しんでいるし、幸せ!」と思った人…は、では、あなたの周りで働く人は心からの笑顔が溢れていますか?そこが違うから、きっとアナタは苦しいのだと思います。そんな人は、ぜひアプローチの仕方を変えてみて下さい。言い方を優しくしたり、逆に何も言わないようにしたり、アナタのイラついた感情を抑えるといった振舞い方を変えるのではなく、相手が何の、どんな部分なら興味があるのか、相手のテンションが上がるやり方を引き出す、ことだと思います。
「人を受け入れていて、すごく付き合いやすいのに、プロ意識はある」そんな風な人が増えていくと平和になる。楽しみながら、共感しながら、良いチームワークを生み出していきたいものです。